集団ストーカーと電磁波犯罪の謎

集団ストーカーの被害記録です

黒人差別問題

白人警察官に黒人が殺されてアメリカ中で大問題になっている。デモが全米各地で相次ぎ、セレブや有名人もSNSを通じて白人警察官に対して批判的な意見を述べている。日本でもニュースになって連日放送されている。アメリカ人は世界で1番差別感情が強いだろう。統計によると黒人は白人に比べて検挙される率が高いらしい。これは黒人種に対する差別感情の強さの表れだと言う説がある。アメリカに残る根深い差別の問題であるが私は今回のニュースを見て岸田秀の説を思い出してしまった。つまり白人は潜在的に黒人を恨んでいるという説である。これはどういうことかと言うとかつてアフリカの大地で白人は黒人に差別されていたと言う説である。何故このような説を唱えたかと言うとまず白人種の差別感情が強いこと、そして、資源が豊富なアフリカの大地をわざわざ飛び出して寒冷地であるヨーロッパ大陸に移住したこと。これは白人種はアフリカ人に差別されアフリカの大地を追い出されたのではないかと言うのである。

まずアフリカの大地にアルビノの子供が産まれる。アルビノの子供は気味悪がられて黒人に差別される。白人は劣勢遺伝なので黒人と交配すれば黒人に近い子供が産まれる。従って白人種が成立する為には白人どうしの交配が必要である。白人種との間で交配が行われ続けないと白人種の成立は不可能なの
である。だから白人種は黒人種に差別され隔離されていたと言うのである。荒唐無稽な説に思う人間もいるようだが、しかし、あの白人種の差別感情の強さを考えるとかつて差別されていたとしか思えない。岸田秀の説によるとアメリカ人の祖先は黒人種に差別された白人種に差別された白人種に差別された白人種に差別された四重の被差別のどん詰まりの民族であるらしいのである。そうでも考えないとあのアメリカ人の差別感情の強さや日本戦で見せたあの残虐さ、つまり原爆を2発も投下した残虐さやアメリカインディアンに見せた残虐さの説明がつかないとのことである。白人は何故アフリカの大地を飛び出したのであろうか。アフリカは資源が豊富な大地、地上の楽園である。わざわざ飛び出す必要はないだろう。ヨーロッパの大地は地面が固く農業に適さない為に家畜を営む他になかった。ヨーロッパは貧しく、家畜の餌用の草の種を食べて飢えを凌いでいた。他人の家に押し入り盗みを働けば英雄になる始末であった。何故白人はわざわざこんな過酷な大地に住むことを選んだのだろうか?マゾか。そんなはずはない。誰も好き好んで過酷な人生を生きることを選択しやしない。従って岸田秀が言うように白人は黒人に嫌われてアフリカの大地をおっぱわれたという説が結構説得力を持つのではないかと思うのである。

私は思うのだが白人は黒人を恨んでいるだけではなく、潜在的に黒人を恐れているのではないか。かつて差別された恐怖が遺伝子レベルで刻み混まれているのではなかろうか。それが夥しいリンチ事件や今回の事件のような黒人殺しが起こる要因になってるのではなかろうか。岸田秀の本は「とんでも」扱いされるがしかし、白人種のあの差別感情の強さ、更に、劣等感や被害者意識むき出しにしか見えないKKKのような連中を見るとかつて差別されていたとしか思えないのである。

「個人の場合も集団の場合も、自我を支え、守ることがおのれの存在の第一の前提であるから、人間は、物質的、現実的利害が損なわれたときよりも、自我が傷つけられるとか、脅かされるとか、自我が何らかの危機に瀕したときに、自我の安定を取り戻そうとして最も過激に活動する。歴史上の大征服、大事業、大活躍の背後には、必ず、王朝、民族、国家などの共同体の集団的自我の危機がある。自我の危機、すなわち、劣等感や屈辱感を克服しようとする動機が、個人および集団を行動へと駆り立てる最大の動機である。早い話が、近代ヨーロッパが世界征服に乗りだし、アフリカ、アメリカ、アジアの大陸の民族や国家を侵略し、植民地化した動機は、ヨーロッパ民族の劣等感と屈辱感の克服であったことは明らかであるし、規模ははるかに小さいが、19世紀の半ばにアジアの東の端の弱小国であった日本が、結局挫折したとは言え、100年足らずの間に軍事大国となり、大東亜共栄圏を築こうとするに至った動機も、ペリーに強姦された屈辱を雪ぐためであったことは、わたしがつとに指摘するところである。ヨーロッパ人が、近代を通して、ヨーロッパ民族の優秀性を繰り返し繰り返し執拗に強調し続けることや、日米戦争において日本軍の作戦や戦闘が、現実的勝利よりも、むしろプライドを守ることに重点をおいていたことからも、幻想の自我を守ることが民族や国家の最重要の目的であることは疑問の余地はない。人間は、個人としても集団としても、自我という幻想を守る為に生きているのである。」岸田秀・唯幻論物語より引用。

要するにヨーロッパ人の過激な行動原理の背後には強烈な劣等感や被害者意識がありそれが地獄の大航海時代を生み侵略精神となって表れたのであり、そのヨーロッパ人の劣等感や被害者意識の強さの根拠を突き詰めて考えるとかつてアフリカ人に差別されていた歴史があるのではないかと言うのである。ヨーロッパ白人の(アメリカ含む)あの過激なまでのヨーロッパ民族が優秀だとする主張もまた、その背後に劣等感や被害者意識があったこと以外に考えられないのである。仮に劣等感や被害者意識がなかったら何もそこまでしてヨーロッパ民族の優秀性を説いてまわる必要もないだろう。私はヨーロッパ白人は傲慢でわがままで自意識が強い奴等だという印象を持つが、自らを優秀な人間に仕立て上げ他を見下すのは劣等感が強いものだけである。私はさんざんこのブログである奴に洗脳されて人生を破壊されたと訴えてきたがそいつは自分の事を絶対化していた。そして自分がいかに優秀な人間か繰り返し繰り返し私に言ってきかせた。私はそいつに対して「自分の考えが何でも正しいと思うなよ」と言うと、奴は「俺の考えは正しいよ」と言うのであった。仏教ではこれが「正しい」とは言わない。全ての事象は相対的で、あらゆる現象は因縁生起によって生じると考える。私は仏教の考え方が正しいと思うが、こういう相対的な考えを持つものは、思考が絶対化された者に弱いのである。奴は、「俺は仏陀の到達した境地を越えてやるぜ」とほざいていたがそういう思考は仏教が嫌う執着であり、仏陀的境地から程遠いことに奴は気付いていない。自惚れが強く全く忌々しい奴だが、私は結局そいつの言っていたことを鵜呑みにしてしまい私の中でそいつが絶対的存在になってしまったわけである。今にして振り返って見るとそいつは、劣等感と被害者意識の塊であった。自らの優秀性を説くのは劣等感の強い人間以外に考えられないのである。そしてヨーロッパ白人の劣等感の根拠は遥か昔に黒人に差別されていた屈辱感があるのではないかと言うわけである。岸田秀の説はともかくヨーロッパ白人のあの傲慢さ優越感に浸りたがる様を見てるとどうしてもかなり根強い劣等感や被害者意識があるのではないかと考えてしてしまう。ヨーロッパ人はどこにいてもまるでヨーロッパが世界の中心であるかのように振る舞うし、中には我々は黒人種を差別せず同列に扱ったという言い方をするヨーロッパ人がいるがこういうヨーロッパ人を見ると差別精神のない寛容なヨーロッパ人に思われるかもしれないがその言い方からしてヨーロッパ人が黒人種よりも上位に立ってる前提でものを語っている。人種差別をしなくともヨーロッパ人が1番優秀な民族であることには変わりないのである。西側の資本主義陣営に対して批判的なヨーロッパ人がいるがしかし、彼等もまたヨーロッパ人が1番優秀な民族であると思っているであろう。これこそが1番の問題ではなかろうか。つまり、ヨーロッパ人(アメリカ含む)が1番優秀な民族であるという共同幻想が諸悪の根元であり、その共同幻想を我々アジア人も暗黙のうちに共有してるのではなかろうか。我々アジア人もヨーロッパ文明の恩恵を受けているし、パッと周りを見渡して見ると、電気があり、テレビがあり、ステレオがありパソコンがあり、スマホがある。外出の際は殆ど誰もが洋服を着て出かけるし、公の場ではスーツを着るだろう。食事は洋食をとる人間も多いだろうし、映画や音楽、アートも欧米のものを好む人間は多い。私もアメリカの映画は好きで昔はよく観ていたし、洋楽も好んで聴く。我々の生活の隅々までヨーロッパ、アメリカ文明が浸透している。誰もがなんとなく、ヨーロッパ、アメリカ文明が1番優れていると思っているのではなかろうか。これはある種のマジックにかかった状態である。しかし、そう思わせるだけの根拠も確かにあるのである。だから確かに、この共同幻想はなかなか崩れないのである。どうやったら崩れるだろうか。ヨーロッパ文明が1番優れているという幻想は白人種のプライドの根幹を成しており、そう簡単には崩れないだろう。歴史を調べてみれば直ぐに分かるが1番狂っててはた迷惑だったのはヨーロッパ人であるし今はアメリカ人である。精神的な病の殆どがヨーロッパ発のものであるし、日本も欧米化してヨーロッパの病が輸入され狂ってしまったが(日本固有の病である対人恐怖症もヨーロッパに対抗する為に無理に強い自我を築こうとした弊害であろう)、問題の原因は分かっているが、白人種が1番優れているという幻想はなかなか崩れないのである。白人アーティストの中には沢山、アメリカ、ヨーロッパ文明に対して批判的な人間はいるが恐らく彼等も何だかんだ言っても白人種が1番優れているという共同幻想を持っているだろう。この共同幻想こそが最大の問題ではないか。批判される側と批判する側がいるが客観的に見てみると両者共にヨーロッパ白人が1番優れているという幻想を持っている事では同じであり、ヨーロッパ文明が1番優れていると考えているのである。なので病的なヨーロッパ文明の処方箋を見付けるのは困難なのである。この共同幻想が崩れた時に問題は解決するのかもしれない。私はヨーロッパ文明より東洋文明の方が優れていると考えているが(中国は酷い歴史を持つ国であり、戦争と侵略と膨張を繰り返してきたはた迷惑な国家、或いは民族であるが、そんな民族性であるがゆえにその反動形成として有能な思想家がたくさん出てきたのであろう)、今では世界中がヨーロッパ化、アメリカ化しており、GDPよりも国民全体の幸福指数を上げる事に重点を置いているブータンでも、ヨーロッパ文明が浸透しスマホやPCを持つようになってから幸福指数が下がったと言うことである。(ブータンが世界一幸福な国というのは勘違いであるらしい。実際は世界一幸福な国を目指してる国であるのが正しく別に世界一幸福な国というわけではないようである。国民総幸福量を柱にして国家を運営したら世界一幸福な国という勘違いが生まれそれが1人歩きしたらしい)やはりヨーロッパ、アメリカ文明は病的な文明であろう。(私の精神的病も元を辿ればヨーロッパに行き着くと考えている)

人種の問題は非常に難しい問題である。そうやすやすと解決出来ないだろう。私はどうしたらよいのか分からないが、白人種が自分達に対してもっと謙虚になる日がくるまで(恐らくプライドが許さないだろうが)人種の問題は解決しないだろう。

人種や宗教の問題を扱うとよく外出先で白人種やイスラム教徒に遭遇するのだが今回も人種の問題を取りあげたということで外出先で白人種に遭遇するのだろうな。