集団ストーカーと電磁波犯罪の謎

集団ストーカーの被害記録です

セックス・ピストルズNo.1

セックス・ピストルズNo.1。この言葉を聞くだけでセックス・ピストルズファンは興奮するだろう。isがないから、wasになることはない。つまりセックス・ピストルズは永遠にNo.1ということである。セックス・ピストルズNo.1とはなんともスリリングな言葉であろうか。セックス・ピストルズのファンにはたまらないだろう。セックス・ピストルズのファンではない奴も知らない奴も関係ない。セックス・ピストルズは閃光を放ち続けその威光は永遠に私達セックス・ピストルズファンを照射し続けるだろう。ジョニー・ロットンは言う「あんたのことなんかどうでもいい。あんたがどうなろうが俺の知ったことじゃない」非常に冷たい言葉に聴こえるだろうが実はそうじゃない。優しさの裏返しなのだ。セックス・ピストルズファンならジョニー・ロットンの真意が分かるだろう。そういえば心理学者の岸田秀も他人が「僕の理論を読んでどうにかなろうが、どうにもならなかろうが知ったことではない」と語っていた。真意はジョニー・ロットンと同じであろう。ジョニー・ロットンは俺の語ることは全て反語だと語っていた。一見人を突き放した冷たい人間に思われるがその逆こそ真である。これはザ・グレイト・ロックンロール・スフィンドルのライナーノーツに影響を受けた文書である。

私はロックンロールは分からない。正直好きではない。しかし、パンクロックは好きだ。セックス・ピストルズにこの世のものとは思えない衝撃を受けた。全てがぶっ飛んでいた。私は他の音楽が聞けなくなってしまった。同じくパンクバンドのラモーンズですらだ。セックス・ピストルズはとにかく凄まじかった。曲、ファッション、ライブパフォーマンスと全てがぶっ飛んでいた。当時10代だった私はセックス・ピストルズに心臓をぶち抜かれて完全にセックス・ピストルズの虜になってしまった。

未だにセックス・ピストルズを超えるロックバンドは出て来てないだろう。デビューから44年経ってもだ。対抗馬はどう考えても、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ以外にありえまい。

セックス・ピストルズはデビューから44年絶つがそのカルトさは未だに健在である。是非とも自分の耳で自分の身体でセックス・ピストルズを体感してほしいと思う。彼等の曲を聴きライブパフォーマンスを見れば誰もがなにかを感じずにいられないだろう。

セックス・ピストルズは既存の価値体系を全て破壊したロックバンドであった。全てを否定したロックバンドだと言われている。岸田秀と同じである。岸田が文壇に登場したのが74年である。セックス・ピストルズがデビューしたのが76年である。時代性があるのであろう。この時代にあらゆる価値体系が頭打ちして、進歩しなくなってしまったのであろう。彼等はほぼ時を同じくしてデビューして、ありとあらゆる価値体系を破壊したのだ。

メジャーなポップスを聴いていた人間にはセックス・ピストルズは悪夢以外の何者でもなかった。イギリスのテレビ番組でセックス・ピストルズを議論する番組も放送された。セックス・ピストルズエリザベス女王も攻撃した。それで日本の一般紙でも「女王が肴にされた」と紹介されたぐらいである。セックス・ピストルズは一大ムーブメントを巻き起こした。その火種は全世界に飛び火した。皆がこれなら俺でも出来るとセックス・ピストルズに勇気をもらった。パンクムーブメントが到来したのであった。残念ながら日本ではファッションだけが強調されたようである。

セックス・ピストルズを超えるロックバンドは出てくるだろうか。出てきたら確実に世界は変わるだろう。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの超名曲、スカーティッシュはどこか達観して、悟りの境地にたどり着いたような名曲である。セックス・ピストルズを超えたかもしれない。しかし、セックス・ピストルズほどの強烈なインパクトを与えたロックバンドはいない。セックス・ピストルズ以降に出てきたロックバンドの9割は間接的にも直接的にもセックス・ピストルズの影響を受けてると言われている。こんなロックバンドは前代未聞であろう。ビートルズローリング・ストーンズを超えていると言えるだろう。

セックス・ピストルズはイギリスのロックバンドである。こういうロックバンドを産み出してしまうイギリス人という民族には興味があり、色々と考えてしまう。かつては7つの海を股にかけたイギリス。世界の半分以上を植民地化したイギリス。三枚舌外交で現代にも残る爪痕を残したイギリス。2ちゃんねるではイギリスはブリカスと言われ非難されているが、確かにイギリスは酷い国だったが素晴らしいものも沢山産み出すのだ。私はイギリス人の精神構造に非常に興味がある。セックス・ピストルズジョニー・ロットンは言う「俺の宗教的英雄はガンジーだ。ガンジーは非暴力、不服従を貫き大英帝国に恥をかかせた」と。ジョニー・ロットンのようなイギリス人は少数派だろうが、こういう人間を産み出すのもイギリス人である。私はイギリス人について興味があるのでイギリス史とイギリス哲学を勉強したいと思っている。(フロイドはイギリス哲学を愛読してたらしい)

理屈はいらない。自分のその目と耳と身体で体感してほしい。何か感じることがあるだろう。

セックス・ピストルズ
https://youtu.be/cBojbjoMttI
https://youtu.be/yqrAPOZxgzU

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
https://youtu.be/mzJj5-lubeM